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ティターンズとの戦いにおいて、戦費等を賄ってくれる出資者の「ウォン・リー」はティターンズを叩くためにはかつての連邦軍基地である「ジャブロー」を攻撃する必要があるとシャア達に主張するが、シャア自身はこの案には反対でサイド7宙域にある「グリプス」を攻撃した方が良いとの意見を持っていた。しかし「クワトロ・バジーナ」というエゥーゴ内における1パイロットとしての役割を演じようとしたシャアは、彼の意見に従う事にする。組織のトップとしての自分の意思の方向性、指導性を前面に押し出す事は最後までしなかった。 地球に降下して、地球にあるエゥーゴの支援組織「カラバ」・・・・・これも何かある言葉を意識して富野氏は名付けた様な気がする。
それはユダヤ教の秘密の教えとされる(ユダヤ密教)「カバラ」・・・を連想させるから。このカバラとは何か?少し説明すると、2000年以上前からある古い教えであり、通称「生命の木」、「宇宙と人間生命との関連図」と言われてます。私たち人間はこの物質世界を動き回り、原子と遺伝子と細胞群で出来上がってますが「宇宙の法則」とでも呼ぶべき「精妙なる世界全体」に自分の意識を合致させて、自己を聖なる存在にまで高める事が出来る(何だかイメージ的にニュータイプを連想しませんか?)教え
・・・といった感じです。
・・・さて、この「カラバ」にはかつてのホワイト・ベースの乗員であり、モビルスーツのパイロットでもあった「ハヤト・コバヤシ」が指揮を執っていた。このハヤトや、偶然合流する事となる元ホワイト・ベースの乗員である「カイ・シデン」はクワトロがジオンの「赤い彗星」、シャア・アズナブルである事を見抜く。後、軟禁状態にされていた「アムロ・レイ」に至ってはカラバに合流する際に、顔を見る前に輸送機のコクピット内でシャアの気配を感知するという、ニュータイプならではの離れ業を見せている。・・・シャアとアムロ、この両雄が再開するのは7年振りだがこの時期は「敵と味方」に分かれる関係ではない。共にティターンズというスペース・ノイドを抑圧する強硬派組織と対峙していく同志である。だが、シャアの目の前にいるアムロはかつての自分を脅かした「エースパイロット」ではなかった。(もっとも実戦に参加していく事によって、カンは取り戻していくのだが・・・)シャアは積極的に戦いに参加しようとしないアムロに対し「生きている内に生きている者のするべき事をする。それが死んだ者への手向けだ。」と再起を促すが、結局アムロは宇宙での戦闘には加わらない。・・・ここで言う「するべき事」とはかつて妹のアルティシアに語った事もある「ニュータイプがニュータイプとして、生まれ出る道をつくる」事に他ならない。
この自己の信条はUC87年遂に公の場でシャア自身の演説により、世界全体に向けて発信される事となる。11月16日、ダカールの連邦政府議会での席上シャアは議会を制圧、テレビを通して自分がジオン・ダイクンの遺児である事を声明、「ジオン・ダイクンの遺志はザビ家の様な欲望に根ざしたものではない。ジオン・ダイクンがジオン公国を作ったのではない、現在ティターンズが地球連邦軍を我が物としている事実は、ザビ家のやり方より悪質であると気付く。」・・・と訴える。これより以降キリマンジャロ基地の崩壊も手伝い、ティターンズは地球での勢力を弱め軍の主力を宇宙に移行していく。 かつてジオン軍が1年戦争末期に使用したコロニーを改良した巨大レーザー砲「ソーラ・レイ」と同じ「コロニーレーザー」をティターンズは使用する思惑でいた。このコロニーレーザーをエゥーゴの拠点である月面都市「グラダナ」に照射しようと移動を開始した。・・・そこでエゥーゴの出資者達は、ジオン軍の残党部隊である「アクシズ」にコロニーの排除を求めるため戦線の共闘を打診する。その交渉役にシャアが当たるわけだが、アクシズの実質的指導者は「ハマーン・カーン」
シャアがアクシズに潜伏していた頃、互いの政治的信条の違いからハマーンの元を離れた経緯もあるので、両者の折り合いは悪く共闘は決裂するかに見えたがシャアが頭を下げるという形で一応の同意が得られた。だが、勿論本心は従う気などさらさらない。忌々しげに、「ハマーン・カーン、ジオンの亡霊め!」と毒づいている。 しかし、それでもハマーンはコロニーレーザーを破壊こそしないが移動用の核パルス・エンジンを破壊、グラナダへの照射を阻止する。さらにハマーンはティターンズの指揮者「ジャミトフ」を暗殺すべく、宇宙拠点の1つである「ゼダンの門」(かつてのア・バオア・クー宇宙基地)に赴く。そこで暗殺には失敗するが、小惑星基地アクシズをゼダンの門に衝突させ破壊してしまう。この騒動により、エゥーゴとティターンズの間にあった戦力差は失われ、ほぼ均衡となる。
しかし、ハマーンは決してエゥーゴとの密約を遵守しようとした訳ではない。戦い、両軍の戦力の消耗を狙っていたのであり、しかも、ゼダンの門を破壊した「アクシズ基地」をグラナダへ落下させようと計算していたのである。(食えない女である!)その後ティターンズもアクシズとの共闘を謀るが交渉は決裂、その場にシャアも乱入して騒ぎに乗じて
「パプテマス・シロッコ」は、ジャミトフを暗殺してしまう。そして、暗殺したのはハマーンであると吹聴してジャミトフが死ぬ間際に自分に軍の統率権を委ねたのであると、堂々たる「ホラ」を吹きティターンズ全軍の指揮権を掌握してしまう。
・・・ここでまた、「パプティマス」という名前にある宗教色が滲み出ているのに気付く。これは恐らく「パプテスマ」というキリスト教の入信する際に行う「水で体を清める」「洗礼」の儀式を意味する言葉を意識して出て来た名前と推察出来る。そうすると、「洗礼者・シロッコ」、敬虔なるキリスト教信者・・・という意味になる。さて、それではこのシロッコの言動に富野氏のキリスト教に対する考えは反映されているだろうか?少し、考えて見よう。彼は部下たちの前で、グリプス戦役の後の事について「誰が人類の支配を握るかで地球圏はどうにでもなる。その時に、地球圏を治める天才が必要だとは思えんか?」と投げかけてみたり、「私は、私がいなければ時代は変わらないと感じているに過ぎない・・・」とか、後コロニーレーザー内でシャアと交戦した時など「貴様の様なニュータイプの成り損ないは粛清される運命なのだ!」と、暴言を吐いたり過度の自意識過剰の言動が見て取れる。これは自分を特別な存在であると自分に言い聞かせ、また周囲にもそう信じ込ませる傲慢な意思の表れである。所謂、「エリート根性」とでも言おうか・・・(後にシャアも残念ながらそうなっていくのだが・・・)より、そうハッキリ感じさせるセリフがモビルスーツを降りて廃棄された劇場内でのカミーユとのやりとりで出て来た次の部分である。
「天才の足を引っ張る事しか出来なかった俗人共に何が出来た?常に世の中を動かしてきたのは、一握りの天才だ!」
・・・もはや完全なる民衆蔑視であり、偽善であり、欺瞞以外の何者でもない。それこそが「キリスト教信者・シロッコ」=「屈折したエリート主義者」であると、富野氏は暗にそう言いたかったのかもしれない。・・・
このグリプス戦役を通してシャアが得たもの、失ったものとは何か?また、考えてみよう。シャアが得たものは後の第2次ネオ・ジオン戦争の遂行者になる事から鑑みても、何も無かったのではないか?・・・と私は思うのだがアナタはどう思うだろうか?若し、カミーユが精神崩壊を起してなかったとしても、後のシャアの思想には付いて行けなかったと思われるし、エゥーゴ内でも、彼に心酔して後のネオ・ジオンに参加してるメンバーは見当たらない。
失ったものはまず、恋人「レコア・ロンド」である。自分の気持ちを受け止めてくれないシャアに対しアーガマを出奔して、ティターンズに加入する。(そこで、少なからずシロッコに傾倒して彼女をして「私はあなたに賭けたのです!」とストレートに言い放っている。)その後、戦場でティターンズとなった彼女はシャアに対して「世界が自分を中心に動くと思うな!」と罵声を浴びせる。・・・しかし、このセリフはシロッコにこそ浴びせるのが相応しい。この時期のシャアは相変わらず冷静に周りの状況を分析して戦況の的確なる予想も出来たのであるが、自身はエゥーゴのトップには立たず、一歩引いた所にいたのであるから。(そして、彼の本当の考えはその態度には表さなかったのである。)・・・だが、よく考えると彼女の叫びは後々のシャアの行動を考えれば正しかったと言える!(これは女の勘であろうか?・・・恐るべし)
・・・このグリプス戦役の最終局面においてシャアは行方不明となるが、エゥーゴは引き続きハマーン率いる「ネオ・ジオン」と戦闘を継続する事となる。シャアがこの時期何をしていたかは不明であるが、ザビ家の遺児「ミネバ」を拉致して表舞台から消し去った事はハッキリしている。ネオ・ジオンも将校であった「グレミー・トト」の謀反、内乱の勃発によりハマーンの求心力は衰え両者の戦死という結末を持って、第1次ネオ・ジオン戦争は終結となる。
・・・そして宇宙世紀0092年12月22日、シャアはネオ・ジオンの総帥として旧「ア・バオア・クー」の宙域にある難民収容コロニー「スウィート・ウォーター」の占拠を宣言し、再び表舞台に立つのだった。
この5thルナを巡る戦闘の際、シャアはアムロに対し「私、シャア・アズナブルが人類を粛清しようというのだ!」と冷淡に言い放つ。この時期のシャアはかつてのシロッコと同じ「屈折したエリート主義者」に堕している。・・・(アムロはすぐに「エゴだよ!それは!」と切り返しているが・・・) だが、シャア自身はそれが「スペースノイド」のためになり、長い目でみれば地球のためにもなると確信していた。両者の意思は完全に両極に分かれていた。・・・また、この戦闘中に「ギュネイ」という強化人間のニュータイプパイロットの危機を
無邪気な殺人者・「クェス・パラヤ」
この地球連邦軍参謀次官アデナウアーも実の娘(クェス)に殺されるという悲劇に見舞われるが、それ以上に連邦軍政府の高官という重要な責務を担う立場にありながら、シャアの思惑を見抜けないという重大なミスを犯してしまう。・・・すなわち「アクシズ」を譲渡する代わりに周辺コロニー及び地球圏の安全をネオ・ジオンが保障するという条約はシャアの側から見れば全くの「空絵事」で守る気はさらさらない。真の狙いは小惑星基地「アクシズ」を地球に落下させ、地球全体の「寒冷化」を起すという前代未聞の暴挙であった。それにより人類全体が地球に住む事を諦め宇宙に居住する様になる事を、強引に推し進めようとしたのである。
・・・これがシャア・アズナブル「キャスバル・レム・ダイクン」が生涯を賭けたテーマ「ニュータイプがニュータイプとして生まれ出る道を作る」事と考えたのである。・・・この考えの根底にあるものは一体何か?それは一言で言うならば「人間不信」である。いや、より正確に言うなら「アースノイド不信」である。「地球に残っている連中は地球を汚染しているだけの、重力に魂を縛られてる人々だ!」と彼は言い切る。彼らは自己の意識改革など出来ないと見放している。 果たしてこのアクシズを地球に落下させようとするシャアのネオ・ジオンと、それを阻止しようとするアムロやブライト達「ロンド・ベル」部隊との最終決戦が始まっていく。・・・
一方、「シャアの道具」に成り下がったクェスはニュータイプ研究所所長の「ナナイ」の指導の下、さらにパイロットとしての能力を向上させる。
このモビルアーマー「αアジ-ル」を駆使してロンドベル隊の戦艦やモビルスーツを次々と撃破していく。だが、νガンダムを駆るアムロは彼女を「子供など相手に出来るか!」と一蹴。戦おうとはしない。実際に強化人間ギュネイとクェスの2人がかりでもアムロは難なくギュネイを撃破している。
そしてアクシズを破壊されない様に護衛しているシャアの所へ急ぐ。シャアは地球を大規模に汚染させるためにアクシズ周辺にも幾つかの「核兵器」を配備させていた。アムロはこれをニュータイプ独自の「洞察力」で見抜く。そしてこれを事前に破壊、ジオンの艦隊ごと葬り去る。これを見てシャアは「アムロ、地上に残った人間など蚤(ノミ)だという事が何故解らんのだ!」と激高する。両者は持てる力の全てを使い決着を付けようとする。
ファンネル戦では決着が付かず、ビームサーベルを使用した接近戦で「ララァが死んだ時のあの苦しみ、存分に思い出せ!」とアムロに迫るのだが、ララァは「この世」を去る時はアムロと互いの意識総体によるテレパシー対話をしていたのであり、一種の恍惚感に浸って苦しんで死んだのではない。・・・だが、シャアはこの2人の「生死」を超えた命の共鳴を垣間見る事はなかったのである。シャアから見れば彼女の肉体的苦痛しか感じなかったのであり、その意味では正しく一流ではない、二流のニュータイプなのである。・・・この認識の違いが両者の行動と思想の分かれ目となったのは間違いないであろう。
2人の戦いはアクシズ表面でも激しく行われ、最後は互いの武器を使い果たしモビルスーツによる肉弾戦の様相になりサザビーがガンダムにパワー負けの様な感じでシャアは脱出用ポッドで外に放り出され、アムロに捕獲・・・という決着になる。
そして、この地球に向かうアクシズはブライトらの決死隊による内部に爆弾を仕掛け分断させる作戦により、2つに分かれるがその内1つが地球に落下する軌道を取ってしまう。アムロは「たかが石ころの1つ・・・」とガンダムでシャアの乗るポッドを隕石に押し込み、モビルスーツでこれを押し戻そうとする・・・(しかし、これはナンセンスだ!・・・とシャアは叫ぶが、少し常識的に考えると確かにそうで早い話、地球からこの半壊したアクシズを核攻撃で破壊すればそれでいいでしょ?・・・と私もそう思ったものでした・・・(笑))
・・・まぁ、そんなツッコミはさておき、アムロのこの必死の思いは「サイコフレーム」を伝わり戦闘宇宙周辺に散布された「ミノフスキー粒子」に影響を与え隕石の軌道を変えて行く・・・という結末を迎えるわけだが、その途中シャアが「温かさを持った人間が地球させ破壊するんだ!」というセリフに対し「だから、世界に人の心の光を見せなきゃならない・・・」とアムロは応じる。この言葉の通りガンダムから発生した光は隕石を包み、その軌道を変え2人はこの世を去って行くのである・・・・・・・
しかし、私個人の意見として非常に残念に思うのは本作品「逆襲のシャア」にあの「アルティシア・ソム・ダイクン」、「セイラ・マス」が登場していない事である!
・・・これは何故だろうか?正直言って今でも納得できない。「シャア」と「アムロ」この両雄の最期を見届けるのは、彼女以外に相応しいキャラはいないのではないか?と本作品を見るたびにそう、自問自答しているのである。仮にシャアとアムロの最期を同じニュータイプの1人としてセイラが見届け「最期のテレパシー対話」を行っていたとしたら、本作品は今のものより10倍も、20倍も印象に残る名作になると思うのだが
・・・・・という訳で、仮想(バーチャル)セイラ、シャア、アムロの3人を交えたラストシーンを再現してみたいと思う。(この場合セイラは勝手ながら、ロンドベル部隊の女性軍医として所属、アムロとは恋人同士という設定にさせてもらった・・・富野氏、ゴメンナサイ・・・)
シャア「しかし、これはナンセンスだ!」
アムロ「νガンダムは伊達じゃない!」
セイラ「アムロ、兄さん、何やってんの!・・・アムロ、無事なら返事して!」
アムロ「僕は大丈夫さ・・・シャアは捕獲した。色々聞きたい事もあるしね。」
シャア「貴様さえいなければ・・・しかし、この残った部分は止められん!」
セイラ「兄さん・・・兄さんは何故、父さんの意思を歪めてこんな事を・・・・こんな事、誰も望んでいないわ!」
シャア「私はただ、私の信じた道を歩んできただけだ・・・お前に解ってもらえなかった事は残念だが・・・」
アムロ「人を信じる事が出来なかった貴様に・・・そんな事言える義理はないだろ! ララァのみならずクェスまで貴様の道具にして!」
セイラ「兄さんの言ってた「ニュータイプとして生まれ出る道」って・・・・兄さんの意のままに操れる「道具」にする事ではないでしょ?」
シャア「まず、地球を残った蚤どもから解放する事が何より大事と考えたからだ。・・・手段は選べんよ。アルティシア・・・」
アムロ「また、そんな事を言う!いつだって貴様は人を見下しているんだ!」
シャア「愚民どもの手先に甘んじている貴様に言われる筋合いはない!」
セイラ「もういいわ、アムロそこから離れて! その残骸部分が地球に落ちたからといって・・・地球がもう、住めなくなるとは限らないわ・・・」
アムロ「そうかもしれないけど・・・僕は自分の意思でコイツをなんとかしたい!」
セイラ「危険よ!そんな所にいなくても、地球からも破壊出来るかもしれないのよ!」
シャア「・・・いや、今計算したのだが、この隕石部分を破壊するには地球の大部分のオゾン層を破壊してしまう程の「核ミサイル」が必要だな・・・どの道、蚤どもは粛清される運命なのさ・・・」
セイラ「兄さん!あなたって人は!・・・アムロそこから早く離れて!」
アムロ「セイラ、・・・僕とシャアはこうして最期まで、運命を共にしていく宿命みたいなものを持ってる気がするんだ・・・」
セイラ「あなたまで・・・あなたまでそんな兄に付き合う必要はないのよ!」
アムロ「これは僕の意思さ。 セイラ、僕は人の・・・いや、僕自身の心の中にある生き抜く力・・・というか上手く言えないけど、そんな力を僕が設計したこのνガンダムに全てぶつけて、このシャアの意思もろとも砕いてみせる!」
シャア「それがナンセンスだというんだ!・・・ん?何だこの光は?」
アムロ「これは・・・この光は?・・・そうか、サイコフレームがオーバーワークして・・・」
セイラ「光?・・・それがアムロの意思?・・・え?光が広がっていくわ・・・」
シャア「温かい・・・そうか、これが貴様の意思か、」
アムロ「どんなに絶望的だったとしても、信じなきゃダメだって事だよ!シャア。」
セイラ「アムロ、戻って、アムロ~!」
アムロ・シャア「うゎあ~!」
セイラ「アムロ!、キャスバル兄さん~!」
・・・少し間をおいて セイラ「そう、・・・そうね。・・・・・2人とも宇宙に帰って行くのね。・・・さようなら、アムロ、さようなら、兄さん・・・」
・・・いかがでしたか?え?白けたって?・・・まぁ、そんな事言わずに最後に私が補足的に作成しました「コラム」でもお読み下さい。
「プラズマエネルギー」・・・この言葉は皆さん聞いた事はあると思う。一番身近なものとしては「プラズマテレビ」が上げられるだろう。興味のある方は「プラズマ兵器」についても詳しく知っている方もいるかもしれない。ご存知の様にプラズマエネルギーはあらゆる物質を幽霊の様に通過して、光よりも早く移動、自在に消えたり発生したり出来る性質を持っている。
・・・このバイオプラズマを探知出来るセンサーを内蔵したファンネルでも開発すれば、パイロットの精神力(あるいは生命力)に応じた熱量、及びスピードにより攻撃出来るタイプのものができるかもしれない。上記に紹介した本は正にそんな物理学的な理論を真摯な態度で「仏教」の教えから考察しながら、構築していこうという面白い本です。(勿論、この著者は軍事関係の方ではありません。理工学部を卒業された研究者です)